先日、これまでの講師活動を振り返りながら

かつて作成した資料などを見なおす作業をしていたのですが

 

わずか4年前ぐらい

ちょうどアロマタッチプラクティショナーの勉強をしているころの

施設職員向け資料が出てきたのです。

 

テーマは

「アロマとタッチングについて」というざっくりしたもので

衣服の上からできる背中のマッサージについて

タッチケアが現場でどのように有効か

また、それをどのように活用するか

更に発展させて接遇やサービス向上につなげるきっかけとして

・・・みたいな内容で数回講義をしたんですね。

 

振り返ってみると

まぁ、要所はおさえている内容ですし

その時の参加者の反応も悪くは無かったと記憶しています。

だがしかし、

その資料が・・・

すごく解りにくい・・・

 

まず、第一に内容が小難しすぎるのです

専門用語はなるべく使わないように作成したつもりなのですが

興味のない人が見たら一気に眠くなるような内容ばかり…

 

2つ目。

アロマテラピーについても

タッチングについても

とにかく

事故が無いようにという配慮が行き過ぎて

禁止事項や制約が多いので

すごく堅苦しい…

やってみようというワクワク感が感じられないのです

 

もちろん、当時はひたむきに勉強していましたし

勤務している特養で

どうにかアロマテラピーやタッチングを

根付かせたいという思いから

失敗は出来ない

誰かに反論されてはならない

反対意見を退ける理論が無くてはならない

とどこか気負っていたのを思い出します。

(気負ってるといいことないです、本当に)

 

この方法論で確かに間違いではないし

実際にアロマテラピーやタッチケアが

施設内に根付いて

第三者評価委員からお褒めの言葉を頂いたりと

一応は成功したのだと思います。

 

でも、それから4年ほどたって

今の私の考えはちょっと違った方向へ向かっているようです。

 

もう少し、楽に

もう少し、楽しく

いい意味で

いい加減さを楽めるアロマテラピーを

目指したくなっているのです。

 

アロマテラピーの世界は本来割と自由です。

医療として活用されるフランスとは違い

日本国内では

様々な団体が資格制度を設けていて

一口にアロマセラピストと言っても

資格取得までに覚える精油の種類も

トリートメントの手技や技術もてんでバラバラです。

業界のことを知らない人は少々驚かれるかも知れませんね。

 

でもだからこそ、

利用されるシチュエーションによって

クライアントによって幅が広がる療法ですし

パーソナルなニーズにも対応できるセラピーです。

そこにセラピストの人となりとかが

加味されて醸成されると

すごく自由でアートなセラピーになるんです。

 

アートだから

やっぱり「わぁ!」「すてき」「楽しい」とか

なにかしら心をくすぐりたいと思ってしまいます。

理屈では無くて。感動が無いと。

 

私はもともと左脳フル回転の理詰め人間なので

言葉が無いと不安で不安でしょうがない・・・

感性が鈍い

言葉で感度を下げている様な所があります。

 

 

でもそんな左脳人間が

そんな風に考えられるようになったのは

やっぱり自分がセラピストになって

 

たくさんの方に触れさせてもらえて

鼻(嗅覚)をつかって

 

高齢者であるとか

要介護いくつであるとか

障がいがあるとか

一見健康そうに見えるけど不調があるとか

全く健康で人生を謳歌してるとか…

そういったことに関係なく

今、目の前にいる人に

何ができるかを見つめようとしてきた結果

ひらけてきた視界だと思います。

 

もちろん、

危険性があるような精油の使用方法は

絶対に避けなくてはなりません。

安全性を第一に考えて行うことが重要です。

 

アロマセラピストは自己研鑽に励んで

精油やアロマテラピーの知識について

常に最新のものを追い求められるよう努力する姿勢が重要です。

 

でもそれをニーズがある方へ届けるときには

専門知識をちゃんとアレンジして届けないとだめですよね。

ワクワクするような

自分にもできるんだという敷居の低さをうまく設定したい。

ある意味コンビニエンス、

インスタントなアロマテラピーでいいんじゃないかと思っています。

 

自然療法家の皆様からは

コンビニなんて言語道断

そんなのアロマテラピーじゃない

とおしかりも受けそうですが…

 

素晴らしい学びの場や

トリートメントを提供してくれるアロマセラピストは

世の中にたくさんいらっしゃいますし

日本人はとてもまじめなので文献もたくさんあります。

 

アロマテラピーに興味を持って

もっと知りたくなったら

時間をかけてゆっくりと

自然療法の素晴らしさを享受すればいいのだと思います。

 

私自身が取り組めそうなのは

やっぱりコンビニアロマかなぁ(笑)

 

アロマテラピーが自然療法として

最初に日本で紹介されたのは

1980年ごろと言われています

なんでもそうですが、

最初は一部のマニアックな人々

愛好家のための世界ですよね。

 

でも、それから30年近くが経過して

現在の日本では

アロマを必要とする人が

どんどん増えてきているので

アロマテラピーを

もっと身近に感じてもらう

仕組みや仕掛けが必要な気がしています。

 

オーガニックとか

無添加とか

ナチュラルとか

私も飛びつきたくなるキーワードだけれど

 

本当に必要とされている人たちは

このあたりのキーワードと距離を取ったところに

たくさんいる気がするのです。

 

介護にアロマ!といったところで

人手が無い

時間がない

お金がないだと

やっぱり距離ができてしまう。

 

 

続ける理由よりも

やめる理由って

意外とたくさん転がっていて

他の健康療法や

健康良い習慣と同じで

長続きしにくいんです。

 

やっぱり続けてもらえるためにも

仕組みや仕掛けが必要な気がしています。

 

 

この仕掛けと仕組みづくりを

どうやったら構築できるのか・・・?

過去の資料に目を通しながら

想いを新たにしました。

 

次は行動に!

 

皆さんが知りたいことを届けられるセラピストになりたいです。