子どものころからものを集めるのが好きでした。

身体の弱い子だったので

どうしても家の中でしか遊べないせいもあったのでしょう。

まぁ、色々なものを集めていました。

折り紙、お菓子のおまけ、箱、いつ使うかわからない包装紙とか

珍しいものではお菓子のパッケージについてる商品名を切り取って集めたり…

一風変わった子供だったと思います。

 

やがて、お小遣いをもらうようになると

それが漫画だとか、

キキとララの便箋だとか封筒だとかに代わり

 

もう少し大人になると

これがカセットテープ(歳がばれる)、やCDになり

 

そのうちビーズとか毛糸とかレース糸とか手芸ものを集めるようになり

石けんの収集が楽しかった時期もあり

さらには自分で石けんを作るための植物油や型を集め始め

包む紙、シール、入れる箱、乾燥させる箱、贈り物にするときのかご…

最終的には茶色や青色の小瓶(精油)の収集に行きつくわけですが

趣味は本当にモノ集めからのスタートでキリがありません。

 

しかし、

熱しやすく飽きやすい典型的なB型人間の私は

どれも長続きせず…

ブームは盛り上がっては過ぎ去ってしまう…

考えてみるともったいないというか

少しだけ自己嫌悪に陥ります。

 

最近は随分と落ち着いた収集癖ですが・・・

40を過ぎたころから

あらたな収集が始まってしまいました。

 

それは「ご朱印集め」です

 

私はなぜか昔から仏教思想に憧れるようなところがありまして

敬愛するサブカル王みうらじゅんさんの影響も加わって

とにかく仏像を見るのが大好きなのです。

 

最初の頃はお寺を巡っては

拝観券やお寺の縁起が書かれたパンフレットなどを持ち帰り、

それをガイドブックに貼ったり、

仏像が載っている本に

「今日はこの方にお会いした。こちらは今度会いに行こう」

などと挟んだりしていたわけです。

しかし、これもただただ紙物が大量に増えてしまうだけ。

もう物は増やすまい・・・と決めているのですが

どうしてもであった仏様とのご縁を大事にしたい。

そこで「ご朱印」を集めることにしたのです。

 

私の人生でたぶん最後の趣味になると今は思っています。

 

なぜこんなに仏教好きなのか

特別信心深いわけでもないのになぜこんなに仏教に惹かれるのか

そしてアロマテラピーとの関係は???

それはなぜなら、

私自身が仏教思想にはとても助けられるからです。

 

たとえば「色即是空」という思想がとても好きです。

「空」とは実体がないこと。

例えば辛いことなんかもみんな「空」だと思っています。

いや、本当は痛い悲しい苦しい不安はたくさん在りますけど。

自分ごときの悩みなんて大したこと無くて

やっぱり「空」なんですよ

 

大好きとか愛してるとか

世間でいうところの幸せだって実は儚かったりするので

そういうのも「空」だと思っています。

 

こんな風に書くと厭世的な感じに響きますが

そうではなくて

「自分の中に在る意味づけのクセ」が嫌なのです。

「好き」「嫌い」「正しい」「過ち」というジャッジ…

 

実態は「空」なのに

脳みその仕業でいろいろと辛く考えてしまいがち。

特に私はネガティブ思考がひどかったので

自分の感情に振り回されすぎていました。

でも実体のないものに振り回されすぎたら

短い人生「もったいない」とやっと気が付いたのです。

 

それを気付かせてくれたのは仏教思想だし

自分がアロマテラピーに心をわしづかみにされた理由が

ストンと心の底に落ちてきたのです。

 

つまり大脳皮質でっかちではなく

辺縁系とか原始的な脳を働かせようっていう

アロマテラピーは素晴らしい療法だということに行きついたのですね。

 

かのブルース・リーは

「考えるな、感じろ!」といったそうですが

みうらさんがいうところの「グッとくる」という表現。

魅せられているとでもいうべきなのかな。

「なんかいい!」

「なんかいいじゃない!アロマ!」

そういう感覚が大事かなって思います。

 

セラピストが「なんかいい」ではダメですが

クライアントさんはみなさんまじめで

考えすぎることで不調に陥っていることが多いと思うのです。

だから難しく考えたら辺縁系が元気になれない。

受け手の皆さんは「なんかいい~アロマ~♪」って

シンプルに感じてほしいのです。

 

大脳辺縁系が元気だから原始的にもなれるわけで

野性味がある方が自然と調和して

身体の営みもスムーズだと思います。

 

とにかく情報が多すぎる

流れるスピードも速すぎる

私は自分が発信する側になってしまったけれども

これはただただゆく川の流れのようなものだからこそ

心の眼を大事に

一期一会を大切に

1回1回のセッションを奇跡だと思って

トリートメントさせて頂いています。

 

考えることに疲れたら、香りを嗅ぐといいですよ。

 

そして時々仏像を見るのも。。。

 

オススメです。

 

しかし、今回は

アロマの事を書くより

筆が滑らかなのに自分であきれました。

 

では、また。