本日もホームページをご覧いただき

誠にありがとうございます

アロマサロン アロマスケープです

 

今日は台風の影響なのか

少し雲が多い一日でした

進路によっては被災地にもまた降雨がありそうです

心配は尽きません

二次災害が起きないよう祈るばかりです

 

令和元年第一回運営推進会議

本日はアロマ講師としてお世話になっている

高齢者在宅サービスセンターさまにて

運営推進会議が開催されました

運営推進会議というのは

簡単にいうと

ご家族や地域の皆様と手を携えて

サービス事業所が

地域貢献がしっかりできる質の良いサービスが提供できるように

地域住民の代表の方や

設置主体である行政

そしてご家族様と

サービス運営に関する意見交換を行う会議のことです

 

介護サービス事業所というのは

単に福祉サービスを提供するだけでなく

地域福祉の発展や充実を図るという重要な使命があるのですね

 

認知症対応型デイサービスの様な

地域密着型サービスを展開している事業所では

年に2回の開催が義務付けられています

 

昨年に続き

日々の取り組みのご紹介や

アロマテラピーの仕組みを簡単にご説明しながら

デイサービスでアロマテラピーを導入している理由について

お話をしていただきたい・・・というご依頼で

講師として参加させて頂きました

昨年の運営推進会議の様子はコチラ

 

 

当日の講座内容

  1. アロマテラピーとは
  2. 香りが脳に働きかける仕組み
  3. 活動例のご紹介とアロマスプレー作り
  4. まとめ

前半は事業運営について

サービス実施体制や実績など事業報告

ご家族様からとの意見交換後

後半に具体的なサービス内容のご紹介ということで

私が30分くらいお話しさせて頂きました

 

香りが脳に働きかける仕組みを知って認知症ケアに役立つことを理解する

認知症の方へのリハビリテーションの視点からも

  • 五感を刺激すること
  • ストレス軽減に努めること
  • 生活リズムを整えること

はとても重要です

 

普段はなかなか意識しにくい

「嗅覚」という感覚を刺激して

五感をまんべんなく刺激し

生活リズムの再構築に役立てられれば

進行を遅らせることが可能になるかもしれません

 

 

解剖生理の視点からみても

大脳辺縁系と嗅覚の関係を知ると

認知症という病において

香り・アロマ(嗅覚)が大きな意味を持つことが

理解しやすくなります

 

記憶や感情、自律神経のコントロールにおいて

重要な働きをしているといわれる

大脳辺縁系への心地よい香り刺激は

緊張や不安をほどき

穏やかな気持ちへ導くきっかけになるかもしれません

 

ストレスの軽減は

認知症そのもの進行予防よりも

周辺症状を抑制することに役立つ可能性が見いだせます

実際の活動例の紹介

まずは生き活きと活動に取り組みながら

弾けるような笑顔をみせる

ご利用者の様子をご覧いただきながら

 

全部の作業行程を一人でできなくてもよいこと

得意なことはお一人お一人違うので

得意なことを役割分担していただくこと

ご利用者同士のコミュニケーションが

活発になるような働きかけを

スタッフは心がけていることなどもご説明しました

 

最後に精油の香りを実際に味わっていただき

実際にアロマスプレーを作成してお持ち帰りいただきました

 

「いいものもらえてよかったわ」

「使ってみますね」

「時々、母が持ち帰ってきてるやつですね」

手を動かしているうちに

参加者の皆様同士少し打ち解けて

コミュニケーションができていたような気がします

 

やっぱり、かしこまった会議よりも

ちょっと手を動かしたり

身体を動かす時間があると充実しますよね

 

まとめ:作ることが目的ではないのです

自分にはまだできることがある

手を動かしてみてよかったなぁ~

なんだか褒められていい気分だった

こういうことするの大好きだったな~

 

そのような体験は日常生活の中

…何かとお忙しいご家族との生活だけでは

できないことも多いのです

 

家族にしかできないことと

家族だけではできないことを区別して

一人ではできないことを

自宅ではできないことを

体験できるのがデイサービスの強みです

 

ご利用者の皆様は

病に倒れなければ

本来、好きな時に自分の足で出かけ

楽しい嬉しいことを

まだまだたくさん経験していたであろう

みなさまです

 

愉しむことをあきらめない

少しでも潤いのある在宅生活の再構築を

少しでもお手伝いできたらと思っています

最近、自分に言い聞かせている言葉

認知症や高齢者の方にどんなふうに

アロマテラピーをご提供すべきか…ということを

毎日、毎日、もやもやと考えています

 

日々の中で

最近、私が導きだした考え方なのですが

 

「デイサービスから帰る時にお持ち帰りいただきたいのは

成功体験、嬉しかった、楽しかった

・・・という「記憶」ではなく「感情」です」

 

これをお話の最期に伝えさせていただきました

自分で勝手に悦に入っているだけの

自己満足の言葉なのですが

どうでしょう?

ケアの現場に必要なことについて

割と的を得ているような気がするのですが…

 

記憶力アップとか

記憶力テストとか

記憶障害についてスポットが当たりやすい

認知症という病ですが

(中核症状として最初に現われるのが記銘力低下からくる記憶障害なので致し方ないのですが)

 

私が長年フィールドとしているケアの現場は

疾病の治癒を目的とした医療現場とは異なります

 

症状緩和や回復によって健康な状態を取り戻す

のではなく

ケア携わっているからには

記憶力を取り戻すお手伝いではなく

ご利用者の心に現われる感情を

しっかりと丁寧に扱うことを

アロマテラピーを通して実践したいのです

 

認知症をよく理解するための9大法則+1原則の中に

感情残存の法則というのがあります

その特徴とは

 

話したり

聞いたり

行ったことはすぐ忘れる(記銘力低下)が

感情は残像のように残る

 

というもので

認知症を生きる人々は

理性から感情の世界に生きるようになるのです

 

記憶は残らなくても

感情は残るのです

「嫌なことをされた」「悲しかった」「寂しかった」

反対に

「嬉しかった」「優しい人(場所)だった」「怖くなかった」

という感情も残ります

 

残念ながら人間にとっての防衛本能のしくみにより

負の感情の方が何倍も強烈に心に刻まれてしまうという

抗いがたい特性は有りますが

 

だからこそ

ちょこっとしたいい気分が

とても重要な意味を持つのです

 

いい匂いを嗅いでちょっと気分転換

可愛い作品を見てニコニコ笑顔

軽いタッチングでドキドキ、ソワソワが消えたetc…

 

これらの体験が

点から線、そして面をなすようになると

周辺症状の出現頻度が減るような気がしませんか

 

これはケアの現場に居るプロ

患者であるご利用者を支えるご家族だけでなく

ハンディを抱えた人を支えるすべての人に

理解してほしいと願ってやみません

 

介護現場でアロマテラピーを使うということは

アロマテラピーの実践をきっかけに

感情を丁寧に扱う姿勢

それが寄り添ういうことだという

重要な事柄を理解していただくきっかけになると

私は信じているのです

 

微力ながら細々でも継続していきたいです

 

 

 

お忙しい中ご参加いただきました皆様

本当にありがとうございました

 

「介護+アロマで現場に笑顔を!」

明日もどうぞよろしくお願いします