みなさん、こんんちは。アロマスケープです。

昨日あたりから雲が多いお天気となり

若干気温が下がってきたような感じがします。

でも大気が不安定なせいか

あちこちで急な大雨や落雷が…

急なお天気の変化に気を付けてお過ごしください。

 

アロマテラピーの基本となる香り~ラベンダー~

アロマテラピーを知らない人でも

ラベンダーを知らないという方は

現在の日本ではずいぶんと少なくなってきたのではないでしょうか。

 

 

大地を一面紫に染める富良野のラベンダー畑は

夏の北海道の風物詩となって定着しましたし

市販の化粧品やシャンプー石けんリンスなどに

紫色のかれんな花のラベルがあしらってあるのを見たことが無い人は少ないでしょう

 

ラベンダーの香りと言えば

まず頭に浮かぶのがリラックスというキーワード。

鎮静、つまりは心の高ぶりを鎮めてくれるといわれますので

緊張をほどき筋肉のこわばりや不安からくる痛みを和らげる…

ココロとカラダ双方に働きかけて

調子を整えるマルチプレーヤー。

アロマテラピーを代表する精油です。

 

その甘い香りはほかの香りの調和性も高いので

これからアロマテラピーをはじめようとする方の

ファーストチョイスとして選ばれることが多い精油です。

 

この様に、ポピュラーなラベンダーですが

実はとても種類が豊富なのをご存知でしょうか。

精油が採れる代表的なラベンダーは3種類。

それぞれに異なる特徴があるので

私たちアロマセラピストはそれを区別してセラピーに活用しています。

比べてみると香りも全然違うのですよ。

3つのラベンダーについて簡単に特徴をまとめてみます。

 

①真正ラベンダー、ラベンダー・ベラ、ラベンダートゥルー

 

 

学名:Lavandula angustifoliaまたは L.officinalis  L.vera

一般的にラベンダーと言えばこちらの真正ラベンダーを指します。

ラベンダーは標高600M以上の高地で自生します。

フランス産の最高級品は700~1400Mの標高で育つ野生のものとされています。

 

荒れた石灰質の土地

寒暖差の激しさなど過酷な生育環境がこの複雑で豊かな香りを作り出すのです。

 

現代のアロマテラピーが生まれたきっかけもラベンダーにあると言われます

フランスのガットフォセ博士は実験中にやけどを負うのですが

その瞬間そばに在ったラベンダーの芳香蒸留水で患部を冷やしたところ

火傷の治癒がスムーズであったというのです。

その体験をきっかけに博士は芳香植物の研究を行い

アロマテラピーの礎を作り上げました。

 

 

②スパイクラベンダー

学名:Lavandula latifolia または L.spica  ,  L.aspic

 

そしてこの標高600Mを境に

標高600Mより下で育つのが「スパイクラベンダー」です

一見ラベンダーとよく似た紫の小花をつける植物ですが、

茎が3つに分かれているのが特徴です。

 

香りは全く異なります。

ボルネオン、シネオールといった成分が多く含まれ、

どちらかというとローズマリーの様な香りです

スッキリ、しゃっきり、

何となく元気がない時に役立ちそうなイメージです。

 

ラベンダーという名称が着いていますが

ラベンダーの代表的な成分である酢酸リナリルは入っていませんので

リラックス効果は少なく、

循環を促進して、筋肉のこわばりなどを和らげるのが得意分野です。

精油をお買い求めの際には注意しましょう。

 

③ラバンジン、ラバンディン

学名:Lavandula ×intermedia  ×(乗算)のマークは交配種を表す

または L.hybrida

自然界ではこの標高600Mあたりを境に

上記2つのラベンダーのすみわけができているのですが

この600M付近でミツバチの自然交配により

新しい植物が生まれました

それが「ラバンジン」です

 

自然交配により生まれたラバンジンは

ラベンダーよりも背丈が大きく

香りが強く精油もたくさん取れるので香料原料として着目されました。

そこでたくさんの栽培農家がラバンジン栽培へと転向していったのです。

 

 

ラベンダーとスパイクラベンダーをちょうど組み合わせたような香りです

ラベンダーほどの深い鎮静作用がないために

ほどほど、心地よくリラックスできます。

スパイクラベンダーのようにシャープな香りが少し感じられるので

筋肉系の痛み、凝り、ハリの緩和にも役立ちながらも

香りがマイルドで刺激が強すぎません。

 

2つのいいとこどりで

価格もリーズナブルなので

石けんの香りづけなどにも重宝しそうですよね。

 

 

精油を購入するときは「学名」に注目

ラベンダーは自然界で容易に交雑しとても多くの種類が存在します。

その分類が明確でないことも多く、

販売されている名称などの表記もかなり混乱しています。

植物の交雑は管理された栽培種でない限り、自然界で通常起こりうることですし

生育環境によっては同じ種類の植物でも全く違う性質を持つ場合があります。

(これがケモタイプと呼ばれるものです)

ですから

精油を購入する際は必ず植物名と学名を確認してから購入しましょう。

見たことが無い学名があったら販売者に確認してみてください。

3種の異なるラベンダー精油をおもちであれば、

香りの違いを確かめて

そして目的に合わせてうまく使い分けてみてください。

アロマテラピーの世界がぐっと広がりますよ♪