こんにちは、アロマスケープです。

 

 

先日、以前リンクを貼らせていただいた

NPO法人一歩一歩さん主催のフォーラムに出席しました。

 

テーマは排泄ケアです。

 

ユニチャーム メンリッケ株式会社の方がTENAというおむつの商品説明を軸に超高齢社会を迎える日本のこれからの介護問題に対して

排泄ケア改革の必要性を提唱するという内容でした。

*TENA(テーナ)はスウェーデンで生まれた排泄ケア用品ブランドです

 

このおむつは尿とりパッドは使いません。

素材や形状を工夫しており

動きやすさや付け心地、排泄をした後の不快感を減らすなど

つけていても違和感が無いような工夫がたくさんあります。

 

おむつというよりは漏れない下着という感覚です。

 

介護に詳しい人でないとピンと来ないかもしれないのですが

尿とりパッドを何枚も重ねたおむつをつけて

みつばち●ッチみたいなお尻をしている寝たきりのお年寄りたくさんいます。

 

これでは人間の尊厳もあったものではありません。

 

車いすに座っても座りにくくて大変です。

 

施設におけるおむつの交換回数は1日平均8回

TENA使用時の平均交換回数は3回

これだけ聞いても「へ~」って感じですよね。

 

でも一日3回しかしない排泄ケアってどうなの?

 

この疑問が出てくるのも解ります。

この部分には少し補足説明が必要だと思います。

 

確かにこれからますます過酷になる

介護現場の労働力を何とか省力化できないかという

議論があるので、排泄ケアへの時間を減らすための商品と思われがちですが

 

違います

 

そもそもこの商品の開発の原点が

 

「使う人の羞恥心にもっと配慮したケアをしよう!」

「使う人が生き生きできるおむつを開発しよう!」

 

というところから始まっているのです

 

 

もう少し具体的にみてみましょう。

 

もし、おむつが濡れていたら

「このままはかわいそう。早く変えてあげればいいのに」と思うのは当然ですが

 

よく考えてみてください

 

おむつ交換するってことは

他人に(まぁ顔見知りの介護員や家族だとは思うけど)大事なところを見られるってことなんです。

 

私自身、「はっ」と気が付きました。

 

要するに

日に何度もまめに帰るってことは

日に何度も人に見られるってことなんです

 

どんなに屈辱的でしょうか…

 

定時交換の場合、おむつに排泄していなくても時間が来たら交換です。

汚れていなくても

定時におむつをはずして中はチェックします。

 

「風を当てる!?」なんて言う発想もいまだあるぐらいです。

 

3時間ごと日に8回…

私なら生きる気力も消え失せそうです…

とても楽しい気持ちで一日過ごせる気分になれないですよね。

 

TENAはその回数を少しでも減らす工夫がされています

収尿量が大きい

漏れない形状

ずれにくい形状

排泄後のおむつ内の環境を弱酸性に保つ素材の工夫などなど…

 

 

しかし、こんなにいいことづくめの商品でも

日本では広まっていません

 

なぜ?

1つはコスト。

単価は高いです。

でもこれは交換回数が少ないので本当は大きな問題ではありません

 

2つ目は介護する側の意識。

おむつはまめに変えるというのが「良いケア」という思い込みです。

「3回しか利用者のそばへ行かなくなってしまい心配」という声がでるそうです。

確かにこの部分については家族からも不満が出る可能性がありますね。

 

講師の方は

「残りの5回、他のケアで行きましょうよ。」と仰っていました。

おっしゃる通り!

「アロマスプレー片手に訪室して手をさすってあげるだけでもいいんですよ~」

ってわたしも叫びたい(笑)

 

でもそういうケアの重要性を

職員同士で共有したり

胸張って本人や家族に説明できる施設ってまだまだ少ないと思います。

 

3つめ、市場が求めていない、売れない

結局はこれに尽きると思います。

 

市場が求めないサービスは拡がりをみせなくて当然です。

どんなに素晴らしいものでも

市場からわかりにくいと思われるサービスって『売れません』

 

そう、求めてない

使う側(介護する側)が求めてない

漏れないように何重にもくるんだり

何枚もパッドを当てるのが安心なんですね。

 

すごく考えさせられました。

そして話を聞きながら

アロマテラピーや自然療法の市場も似たようなことが言えると思ったのです

 

自然療法などは即効性がない分、効果に気づきにくく

 

なんかきかないなぁとか

高い割に何がいいんだかわかんないよ~

 

と感想持たれる方も結構多いと思います。

 

肩こり、頭痛、浮腫み

 

アロマテラピーをもちいて、これらの不調を和らげることはできますが

 

放っておけばまた元に戻ってしまうのです

 

アロマテラピーで大事なのはトリートメント後のアフターケア。

クライアントの方がセラピストに提案された

セルフケアを続けることにより

自らの不調を生み出すような習慣を減らして

初めて健康な状態に近づけていくことが可能になるのです。

 

セラピストはいわば健康づくりの伴走者。

健康になる主役はクライアントさんなのです。

 

でもセルフケアにつながるように

自分の身体の声を聴くという行為

現在の日本では

なじみが薄い…

 

生活習慣を変えなくても

薬で血圧やコレステロールがさがればいい。

膝が痛いからダイエットや筋トレではなくて

鎮痛剤と湿布薬が欲しい。

 

国民皆保険で

比較的安価に医療を受けられるようになったおかげで

みんなそれに慣れてしまいました。

寿命もどんどん延びました。

 

よかったのかなぁ・・・

 

身体によい生活習慣が身について

健康になって

病院に行く回数が減って

笑顔が増えて

人間関係もスムーズ

調子が良くて新しいことにチャレンジする元気も出る

 

それが実現したら医療費削減!

経済効果もたぶん大きいですよね。

○○○ミクスでなくても

日本が元気になりそうです(笑)

 

そこに市場ニーズがシフトすれば

自然療法などももっとシェアが拡大するような気がします。

 

意識改革が必要ですよね。

 

エビデンスとか

経済効果の検証も大事ですが

 

まずは意識改革

 

でもここにコミットし過ぎると

今度はどんどんカルトな感じになってしまうんですよね。

 

「今のままの生活だと大変なことになるよ」というように不安をあおったり

 

「今起きている問題は全てあなた自身(過去の行い)から生まれている」だとか

 

ご先祖様を大事にしないからとか…

 

神様

 

仏様

 

…このなんかちょっと怖い感じに突っ走ってしまいそう…

(だからなかなか自然療法にのめりこめない)

 

 

不安をあおらずに

楽しく意識改革をしたいなぁ・・・

 

アロマテラピーって

いろんなことに使えるの

ただのオシャレアイテムじゃないの

みんなを笑顔にしたり

幸せにする

健康になるヒントが

丁寧に暮らすヒントが詰まってる療法です。

 

そこを胡散臭くならないように

 

伝えられるかどうか…

 

今回のお話を聞いて

またまた決意も新たに頑張っていこうとおもいました!!

 

 

さてさて、持って帰ってきたお試しおむつ。

 

講師の方から

「みなさん、お家でお風呂入って一晩つけてみてください。

そしてこれにおしっこできるかやってみて」

 

とのこと

 

さて・・・

 

まずこの覚悟があるのか、自分(笑)