みなさん、こんにちは。アロマスケープです。

先日、お世話になっている社会福祉法人の研修会で講師をつとめさせていただきました。

アロマの講師ではないですが

とても気づきが多かったのでブログに残そうとおもいます。

 

 

研修テーマは「レクリエーションについて」

 

はて?

困りました・・・

 

作業療法士ですから

集団訓練としてグループワークやるしゲームもやりますし

レクリエーション的な活動もします。

でも本格的にレクリエーション指導できる資格を

身につけているわけではないし

精神障害分野は就業経験ないしねぇ…

そんな私にお伝えできることなんてあるのかしら???って

かなり躊躇していたんですけども…

 

しかも研修の目的がすごい

  • 活動分析を用いてレクリエーションの特性を理解し共有すること
  • デイサービスにおける付加価値を高めるために、充実したレクリエーション活動の提供ができるようになること

参加される方はみなさんデイサービスの職員で

しかも中堅以上の経験豊富な方々。

肩書も主任とか係長とか…

現場でいえばベテランさんで一部マネジメントの役割を持つ人たち。

約20人!!

 

あああああ…壮大過ぎて荷が重い

 

ここでチョットご説明。

デイサービスをはじめとした福祉の現場では

食事・排泄・入浴(清潔)という三大介護(というのかしら)

にとても手間暇がとられていて

レクリエーションや余暇活動はどうしても

二の次になってしまう傾向があります。

 

日ごろからその部分は

個人的にはとても気になっていて、

何とかしなきゃと思いつつ…人手にゆとりがないために

何となくそのままに…

 

しかし福祉業界も選ばれるサービスとして成長していかないと

近い将来生き残れないかもしれないという厳しい現実があるので、

同様のサービスを提供する競合施設との差別化は

介護業界全体が抱えるこの大きな課題なのです。

 

その証拠にレクリエーション系の情報誌や情報サイトって

とてもたくさんあるのですよ。

最近は婦人画報でおなじみ

世界文化社さんの「レクリエ」という雑誌の人気がじわじわあがってます。

最近アロマサービスの事も取り上げてたし!

 

そういう実情を踏まえて

今回はデイサービス職員向けに

上記のような目的の研修が計画されたのですね。

 

でもどうしてデイサービスのような介護施設でレクが大事なのでしょう?

実はこれはとても重要な視点で

人間は食べるため(だけ)に生きてるわけでも

トイレ行くため(だけ)に生きてるわけでもないですよね。

それはただ息をしてるだけ、です。

人間は「遊び」

=(余暇とか楽しみとか、その人がその人らしくいられる時間)が

あるからこそ「生きている存在」な訳ですよね

 

健康な私たちは

自分でレクリエーションしますよね。

お酒?食事?テレビ?ゲーム?

好きな趣味に没頭するのもレクですし…

大事な人に会いに行っておしゃべりするのもレクですよね。

ゆっくり休んで体調や体力を回復させるのも広義のレクです。

選択は自由です。

 

でも介護が必要になったり

障がいをおった方というのはそのレクに自力でたどり着けません。

だから介護に関わる人間は、

レクとその方々を結び付けなきゃいけないのです!

 

現実には本当に難しいです

本当に人手が足りないんです。

切実なんです。

 

でも介護というのはただその場限りのものでは無くて

ご利用者の人生、生活の再構築に寄り添う存在だと思うんですよね

これはリハビリもおなじこと。

 

リハビリは

re +  habilis

ですからね

 

ちなみにレクリエーションは

re  + creat

の意味です

 

人間が人間らしく生きていくためには

基本的欲求というか

欲求を満たしていくことで存在意義というか

生きることが続けられるわけですね

 

よく引き合いに出されますマズローの5段階欲求説にもあるように

生きる意欲っていうのは

人間の欲望と深く結びついているわけです

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マズローの欲求段階説 最近は⑥段階目もあるとか?!

①まずは生存の欲求が満たされることが重要です

息をして、食ったり、飲んだり、出したり、寝たり、性欲とかですね

②次は安全の欲求が満たされること。つまり危険の回避ですよね

これは安定した雇用だとか経済的不安が無いだとかそういうことも含まれます

③次は愛情の欲求

これは家族だとか友人だとか人と人とのつながり

人間一人じゃ生きられんよ~ということです

 

福祉の現場で最低限やらなくちゃいけないところの認識って

①~②番目…そして③番目ぐらいだと思うんです

 

でも人間が人間らしくあるためには

より主体的な活動をして

その人の人生を生ききるためには

やっぱり④が欠かせないと思います。

 

誰かに認めてほしい

自分が価値あるものだと認められたい

褒められたいとか尊敬されたいとか

最近あちこちで話題になる「承認欲求」ってやつですね

 

みんな「いいね」がほしいのさ(笑)

 

さて、あらためてここまで考えて

アロマセラピストとしても共通する視点があることに気づきました

 

クライアントさんは「体調不良」というけれど

それだけかしら…?

痛いところがなくなればそれでいい?

それだったらアロマセラピストを頼ってこないはず。

 

一見、アロマとは全く関係ないと思ったのですが、

介護もリハビリもアロマセラピストも

健康を守り、

安心してもらい

人と人とをつないで

つまりクライアントさんの自己実現のお手伝いですよね。

 

これぞセラピストのお仕事!

 

そういえば作業療法士もれっきとしたセラピストでしたね!(笑)

Occupational therapist!

 

もしかしたら

私にとってのセラピスト…っていうイメージは

作業療法(士)の中に

アロマセラピー(スト)が入っている…

そんな感じなのかもしれません。

 

癒しゼロ感、極まりないけどこれまでもセラピストだったんだね(笑)って。

 

 

ちなみに今回の研修のキモの部分はこういうことではないです(笑)

この考え方をベースにレクリエーションの活動を分析して

その特徴をつかみ

ご利用者一人一人の自立支援につなげる視点を養うっていうものです!

(これまた壮大!)

グループワーク、非常に好評でした。

事務局方の施設長様からもお褒めを頂いたりしてね

(わーい)

なによりも参加いただいた皆さんが

「よかった」「ためになった」と言ってくれて本当に安堵しております。

喜んでもらえて、解りやすいって言ってもらえて嬉しい!

ここはアロマ講師の時でも同じですね。

 

でも本当にだれも一睡もしてなかった!!すごい!!えらい!

 

こんなに好評なら、

この分野でも商品価値あるかしら???(笑)

社会福祉法人さんとか

介護福祉士養成校さんとか特講でいかが?(笑)

 

こんなセラピストですが

会いたくなったらトリートメント受けに来てくださいね~

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ずいぶんと長くなりましたが。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。