昨日は「ミシュカの森2018Part1」に参加して参りました。

今年は2部構成でどちらも「居場所」がテーマのようです。

 

今年も行って(けて)良かった…深い学びと癒しの時間でした。

 

やっぱり入江さんのお話を聞くと、

自分の至らなさみたいなのを

痛感できて身が引き締まります。

本当に感謝。。。

仕事と称して

効率よく解決を求めるあまりに

何もなかったようにふるまったり

決めつけたり…

(これは仕事でなくても自分の日常にもよくあること)

 

悲しいことだけれども

毎日40人の異なる人生を生きる人が一同に会する場所って

本当にすごい混沌でして…

お一人お一人に寄り添っていると

当然、時間が流れて行かないのですよね…

(そこで一人の動きが止まるまたはスローダウンすると他がまわらない)

 

 

当事者の気持ちに寄り添いましょう

お一人お一人の尊厳を守ります…

そんなスローガンが虚しく響きます

 

今日のゲストスピーカーは

新進気鋭の臨床心理士の東畑開人さん。

デイケアでの勤務経験がおありで

ケアとかセラピーの研究を通して

支援を必要とする方々(そうでない人にも当てはまるけれど)の「居場所」についての

考察がとても腑に落ちて印象的でした。

表題にもある「アジール」これはギリシア語で

「不可侵の、接触不可能な、神々の庇護に合って、充分に安全な」の意

だそうで、駆け込み寺とか、ここにいれば大丈夫って思える場所の意味ととらえて良さそうです。

それと相対するのが「アサイラム」。

これはルールなどが決まっていて

簡単に言うと

自由に過ごせない、

個々の時間軸とかやりたいこととかが保障されていない空間のことを指すそうです。

 

悲しいことですが

高齢者の福祉施設は

アサイラム的だあらためて感じました。

何時に来て

何時にお風呂

お昼はコレ

おやつはコレ

活動はコレ

帰る時間

乗るバスはコレ、座る席はココ…

…こう言うと「仕方ない」と言われると思いますが、

そう、仕方ないんですよ。。。

 

現状の施設規模、マンパワーや枠組みで

いかに「アジール」的な空間にできるか…を考える日々…

結局、その方にとって「アジール」でなければ

利用したいとは思わ(え)ないですよね。

だから、

暇だ!

ここは何もさせてくれない!!

もう帰る!となるわけですね。

 

認知症がおありの方などはご自身の家に帰っても「帰る」となるのは

記憶力が云々ではなくて、

疾患の影響もあって「アジール」を見いだせていないから

起きる現象なのかもしれませんね…

ケア現場も資格制度とか専門的で学術的なスキルアップの追求だけなく

居心地の良さを提供するという心がけができる人材が必要なのかもしれません。

(私はそこにアロマが使えないかなあなどと夢想しているわけです)

 

○○様と呼びましょう、ファーストネームでは呼びかけない…

敬語、ため口禁止…

当たり前と言えば当たり前なのですが

どこかうわべだけ取り繕っている気がします。

もしかしたら私たちの提供している環境は

色々な制約を強いてお客さまをお迎えしているのだという自覚があると

こういうスローガンがうわべだけでなくなり

自然とホスピタリティが向上していくような気がしてならないです。

 

それにしてもゲストスピーカーの

東畑先生の軽快なトークの面白かったこと!

入江さんとのトークセッションも掛け合いが楽しく笑顔に包まれるひととき。

とても興味深く拝聴いたしました。

 

とても興味深い研究をされていらしたので

ご著書も購入させていただきました…

「野の医者は笑う 心の治療とは何か?」

 

こちらは、さらに面白かったです。

コレ、いまの時代へのすごい提言でもありますね。

野の医者って?

癒しって何?

心の回復って何??

色んなヒントが満載です。

アロマセラピストの私にとっては

苦笑い、爆笑、ショック…

 

内容についてはまた別の機会に触れることとして

読後はちょっと虚無感あるかもしれないですけど。

ヒーリングやセラピーをされている方にもオススメです。

来年には居場所について考察した新刊の出版があるそうです。

題名がすごい

「居るのは、つらいよ」(通称「イルツラ」)

とても楽しみです。

 

依存できる場所で人は本当の自分を取り戻す…

そのための場所、尻の場所=居場所。

素敵…

そんなものを提供?作れたら幸せだなぁ。。。

ミシュカの森2018 パート2は

12/22です。