みなさん、こんんちはアロマスケープです。

ポプリのお話の続きです。

 

子供には少々敷居の高いホビーだった感が否めないポプリ作り。

漫画の主人公のように

せめて中学生ぐらいだったら少しは嗅覚も発達し

ハーブの心地よさを味わえたように思うのですが…

 

70年代後半から80年代の日本の一般家庭においては

ハーブを味わう文化もなく

 

さすがに小2ではローズマリーの心地よさはわからなかった…

 

臭い(笑)ハーブたちに囲まれて

ポプリを作ることを躊躇していたポプリ少女ですが

手元にある美しい本を眺めながら未練タラタラ。

臭いけど…チョットだけくさいけど…

「やっぱり気になる!!」

 

興味の火種は消えていなかったように思います

 

 

そしてここに救世主があらわれます

 

このころポプリ少女は生花店に勤務する叔母と暮らしていました

ある日叔母が仕事が終えると

大量のバラの花を抱えて帰ってきました。

 

「あんたバラの花びら欲しいって言ってたからもらってきてやったよ」

 

なんと叔母は

お店で売り物にならないバラを私のために持ち帰ってくれたのです

 

ポプリ少女、

思いがけないお土産に大感激!

ピンク、赤、白など色とりどりのバラの花びらを夢中になってガクからはずしながら

新聞紙に広げていきました

気が付くと周囲には少し青臭いバラ独特の香りが漂っていました

古い日本家屋の畳の上にバラの花びらが敷き詰められていた様子は

圧巻でした。

 

乾燥させたバラの花びらを保存のために瓶に詰めると

それだけで可愛らしいインテリアのようになったので

いつまでも眺めていました。

 

さすがバラだと思うのですが気持ちも高揚したのでしょう

そのビンを眺め

また本を眺め

ふつふつと制作意欲が湧き出して

いよいよポプリを作り始めたのです。

 

最初に作ったのは「ローズラベンダーのポプリ」だったような気がします。

 

材料のメインはその名の通りローズとラベンダー

他に何を入れたかはよく覚えていません。

本も記録も一切、手もとにないので解りません。

 

でもおそらくローズマリーをサブに加えて

あとはスパイス類ですかねシナモンとか

それに保留剤のオリスルート(ニオイスミレの根)を入れたような気がします。

 

当時は精油でなくポプリを作る時には合成香料のポプリオイルを入れるのが一般的。

このオイルを入れすぎたのか

熟女(死語?)が使う香水か化粧品のような香りが

ムンムンするポプリが出来上がりました(笑)

このポプリは見た目がとても愛らしいので

香りはさておき

瓶を眺めては悦に入っていたような気がします

名前シールか何かでラベルを作ったり

シールを貼ったりリボンを巻いたり…楽しかったですねぇ。

 

今こうしてブログに書いてみて

写真を始め当時の記録が一切ないことが悔やまれますが

仕方ないですね。

写真なんて気軽に取れる時代じゃなかったので。

 

いまはスマホで手軽に写真が撮れる時代。本当に便利になりました。

やはりライフログというか記録は大事ですね(^_^.)

 

さてさてポプリ少女はその後もポプリ作りを続けます

 

中でも強烈だったのはミントをメインにした「7月のポプリ(だったと思う)」。

ミント、ローズマリーをメインに

手作りのオレンジピールなどをあわせて作るのですが

これが最高に

 

臭かった…

 

何がいけなかったかよくわからないのですが

たぶん、大量のミントとローズマリーは

子供にはハードルが高かったとしか言いようがありません。

「熟成すればなじむはず」と学校から帰ってきては瓶のふたを開けて

 

おぇ~~って(笑)

 

なってました(笑)

 

オレンジポマンダーを冬になると仕込み始めたのもこのころからです

 

当時クローブが高くて

今のようにスーパーでもなかなか売っていなくて

ケチって隙間だらけに挿していたら

当然のごとくカビだらけで驚愕しました!

 

当時住んでいた家には当然エアコンもないですし

石油ストーブの時代だから

冬でも湿気が多かったのでしょうね。

ポマンダーミックスなんて便利なものも無かったので

シナモンパウダーにオールスパイスを乳鉢で砕いて混ぜたものをまぶしていたような…

 

青カビびっしりのオレンジにおののいたり

 

そのオレンジを母親に見つかり怒られたりと散々でした

 

でもいくつか作るうちに乾燥させるのにちょうどよい場所を発見したり

コツがわかってきて

そのうち大人たちも面白がって

炬燵にはいってクローブ挿しを家族総出でやったのもいい思い出です。

 

 

 

サシェも良く作りました

 

中でもオーガンジーのような薄い生地でテルテル坊主のようポプリを包むと

ポプリが透けて見えてすごくかわいいんです。

 

 

 

晴れてあこがれのポプリ作りを始めた

ポプリ少女は自分の手を動かして

なにか作るのが楽しくて楽しくて

夢中になっていました。

単純に香りに癒されていたわけではなく

衝動というか私を突き動かすエネルギーがポプリにはあったのです。

 

植物の力おそるべし

 

アロマセラピストの目を通しても

ポプリレシピは精油のブレンドのヒントがたくさんあります。

メインがあって

香りのバランスを調節しながら

表現したい世界を作り出すので調香に近いかもしれません。

 

でも自分でレシピを考えたり

イメージを膨らませたり

材料を準備したりする行動に駆られるなど

気持ちにも大きく働きかけたのですから

私にとっては身体と心に作用するセラピーだったわけですね。

熊井先生も現在はポプリセラピーという概念を提唱していらっしゃるようですし♪

 

 

 

私の植物(香りの)原体験ポプリ。

 

この手を動かす、嗅覚を使う体験が

今の私~作業療法士・アロマセラピスト~につながっているところに

少し大げさですが運命を感じます。

 

 

 

さてさて、魅力的なポプリの世界にはまり見事ポプリを趣味にしたポプリ少女。

 

そもそも、彼女が

なぜこんなに背伸びした世界にシンクロしたのか

そのあたりの分析はまた次回に。