みなさん、こんにちは。
先日、お世話になっているデイサービスにて
運勢推進会議が開催され講師として登壇して参りました!
運営推進会議とは
簡単に言うと介護保険施設が
ご利用者そしてご家族をはじめ
各関係機関ならびに
地域のみなさまに提供しているサービスについて
ご報告させていただく機会を設けて、
様々なご意見を頂戴したり、意見交換する会議のことです。
開催の目的は介護保険サービスを提供する施設というのが、
事業者だけで完結してサービスを提供するのではなく、
開かれた施設として存在することで、
地域連携を強めて、地域の構成員みんなで
介護を支えていく仕組みを作り上げるためです。
良質なサービス
支え合う地域社会…
つまりは
認知症になっても安心して暮らせる社会の実現のためなのですね。
今回の会議の主要テーマは「アロマとタッチング」
今期の会議では
アロマアクティビティが6月から開始したことを受けて
「アロマとタッチング」について
これまで提供させていただいた活動の紹介などをしながら
アロマとタッチがなぜ介護場面に役立つのかを中心に
ご説明させていただきました。
<講義内容>
Ⅰ.アロマテラピーとは
Ⅱ.触れること(タッチについて)
- 皮脳同根、
- オキシトシン、セロトニン、
- 「痛いの痛いの飛んでいいけ~♪」ゲートコントロール
*アロマアクティビティを実施しているご様子をスライドでご紹介
Ⅲ.まとめ~アロマとタッチの強み、ケア現場でなぜ役立つかを考える
- 安心感
- 心地よさ
- 信頼関係
- 少しでもストレスを減らす工夫etc
*ハンドトリートメントデモ
Ⅳ.質疑応答
和やかな雰囲気の中
会議は進み、質疑応答もとても活発に行われました。
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- 合成香料と天然のものってどう違うの?
- 飲んだら危ないの?
- 肌が荒れたりしないの?
- ベビーオイルって何…etc…
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最後には
売られているクリームなどの商品を買うときに
どんなものを選ぶと良いか?!
地球にやさしい物って何?という
壮大な話題にまで発展してしまいました!
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ご家族の想いに思いをはせる
出席者のほとんどが
アロマテラピーという言葉は聞いたことがあっても
それに対して知識がない方々であったにもかかわらず
(ご家族でご参加いただいたのは男性ばかりでした)
一時間程度の私の話を聞いただけで
こんなにふかく白熱した議論が…
ご家族様の飽くなき探求心は
ご自身の興味からでは無くて
認知症を患った家族のために
「なにかいいことないかかぁ」という
気持ちの現れであることを再確認しました。
認知症という複雑でとても深刻…
考えようによってはとても辛い病と闘わずして
寄り添い続けるご家族の姿は本当に尊いですよ!!
今、思い出してみても
これは、まさにホリスティックな時間であったように思います。
私にとってもとても勉強になる機会でした!!
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お集まりいただきました皆様、
講師としてお招きいただいたサービンセンターさまに心より御礼申し上げます。
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