先日のブログでもご紹介したケアマネさん向けの体験会で

ケアマネさんたちが

いかにいつも悩み迷い、不安であるかを

間近で知ることとなりました。

ご利用者向けのサービスも大事ですが

何と言っても支援者であるケアマネさんや

スタッフにも支援が必要であるとつくづく感じました。

 

介護とか福祉とか

一見、美しい心地よい響きの言葉の一人歩きは本当に厄介です。

 

これまで医療現場や介護や福祉の現場に携わる中で

現場を離れていく人をたくさんみてきました。

 

その後、全く違う世界に行ってしまう方もあれば

少しお休みしてまた復帰される方もいらっしゃいます。

 

実際には仕事を辞めるほどではないけれど

身体的なきつさに加えて

張りつめた緊張感や無力感などが慢性的に堆積してしまい

とても熱意を持っていた人が

ある日突然「もういいや・・・」と

いう気持ちになってしまうケースも少なくありません。

 

私もそうですが

支援を必要としている人を目の前にした時に

やはり人間は魔法使いではないので

無力感に苛まれることがとても多いのです。

 

対象者の方のニーズに解決方法が存在する範疇ならば

プロとしてこれとこれとこれを準備すれば

 

「ハイ、大丈夫!」

 

となりますが…

 

たいていの方の本当の悩みというのは

解決できるニーズレベルで悩んでいるのではなく

あまり目に見えてこない心の奥底の心配事であったり

時間を戻すことでしか解決できないようなものだったりするのです。

シビアな話だと経済的な問題とか…。

 

私はリハビリ職なので

クライアントさんの本音は

「元の身体に戻してほしい」

であるといつも心に留めおくようにしています。

 

もちろん障害を負っても

どんな状況になっても

制限なく生活できる、生を喜び全うするのが

ノーマライゼーションの理念なのですが

ありのままの自分、他の誰とも代替のきかない

唯一無二の存在として生きていくことを

実現可能な社会であればのお話です。

 

そこへ向かう道のりの途半ばに居る私たちには

クライアントの方のニーズに100%答えられない場合が

多々あることを理解しておく必要があります。

 

最初からあきらめているみたいで

少し残念な印象をもたれるかと思いますが、

100%うまくいくことはない世界なのです。

 

ですので

どうしても理不尽な言葉をぶつけられたり

スムーズに事が運ばず、非常に時間がかかったりして

困難さを抱え続けて行かなくてはならない場合が多くあります。

 

問題の大小は有っても

そのようなものを心の奥底に横たえて

業務にあたっていることになります。

 

とても忍耐強くないとできない仕事です。

 

ですので

辛くなってしまった時の

自分自身への向き合い方を学習していないと

援助者自身が潰れてしまう

という悲劇になりかねません…

 

ケアマネージャーをはじめとした

介護職や福祉職の専門家は

どちらかというと人のため…

他利を求めるタイプ、

自己犠牲が得意であるがゆえに

そのようなことが起きやすいような気がするのです。

 

 

ちょっと話がそれてきてしまいましたが、

なんというか…

様々、厳しいことに出くわしたときに

自分を支えるよりどころのようなものを

やっぱり準備しておいてほしいと切に思います。

 

 

 

法律を作る方も

経営者の皆さんも

もう従業員の善意とか優しさとか根性とかに頼るのを辞めませんか?

専門職としての立場をしっかり確立するというならば

ケアにあたる側を

きちんとケアできる環境整備が本当に急務です!!

 

聖人君子だけがケアにあたれというのなら

確実に想像以上の人材不足の時代が待ち受けています。

そして担い手を安価な労働力にと寄ろうとするなんて…

ちょっと二の句が継げません

 

この辺りを社会全体でしっかり掘り下げて見つめてほしいと思います。

 

色々なことが追い付かない今だからこそ

アロマテラピーで何か力になれるのでは…?

そんなことをつらつらと考えています。