こんにちは。アロマスケープです。

先日、「認知症サポーター養成講座」を受講して

受講のあかしとしてのオレンジリングを無事に頂くことができました!

 

 

ご高齢の方を中心にリハビリに携わること4半世紀近く…

作業療法士という立場から認知症の勉強などは

それなりにしていたけれど、

よくよく考えたら

「オレンジリングを持っていなかった」ので

今回、勤務先近くで講座が開催されると知り

タイミングも合ったので受講することにしました。

 

「認知症サポーター養成講座」ってどんなことするの?

約90分の講座では

認知症の基本的な知識を学ぶのですが

(本当に極々、基礎的なものです)

この講座のある意味、肝ともいえる部分は

認知症の方をお見かけしたときにどう接するか、

そして、どのような支援が望ましいのかを理解するための

対応方法などを学ぶというところではないでしょうか。

 

認知症の介護は家族や介護の専門職だけでは支えきれません。

認知症になっても

住み慣れた地域で活き活きと暮らしていくためには

認知症の方と関わる全ての人たちの協力が不可欠です。

 

認知症という病気には、まだまだ誤解が多いのも大きな問題です。

認知症は確かに深刻な病ではありますが

その深刻な部分、症状の激しい部分がセンセーショナルに語られ

独り歩きしすぎているように感じます。

  • 何もわからなくなってしまう病気
  • 日常生活のすべてに介護が必要になってしまう病気
  • 治らない、不治の病
  • 一度発症したらどんどん悪くなる(なったらおしまいだ!)

という誤った認識が認知症の人またはその家族を孤立させてしまいます

 

高齢化が進み

認知症に罹るリスクは誰にでもあります。

他人事とは思わずに、

認知症の方とのかかわりを考えたり

認知症という疾患そのものへの理解の第一歩として誰でも受けられる講座です。

 

オレンジリングは認知症サポーターの証

さて認知症サポーターになったぞ!とはいうものの

90分程度の講座を受講しただけで何ができるの?と不安に思われるかもしれません。

 

そりゃそうですよね!

でも大丈夫!!

認知症サポーターは「なにか」特別なことをする人ではないのです。

 

認知症サポーターはその名の通り

認知症の人とその家族を応援する存在。

たとえばご近所や仕事先などで

「あの人、寒いのに薄着で歩いているなあ」

「お金を払うのことがうまくできないみたい」

「いつも同じものばかり買ってるけど大丈夫かな」

「こんな夜にお年寄りが独りで歩いているけど大丈夫?」

そういうことを見かけたり

「アレ?」というようなことがあるかもしれません。

 

遠くからでも見守る、

否定せず受け入れる、

他人事ではなく気にかけることがサポートの重要な第一歩です。

 

そして、ただ見かけただけでなく

実際にもしも認知症の人が困っている様な場面に出くわしたときには

一歩、進んで

 

「何かお手伝いできますか」

 

と優しくお声掛けしてみてください。

 

具体的な援助につながらなくても理解者であることを示す、

それを周囲に伝えるのが

講座修了と共にもらえる「オレンジリング」なのです。

 

そしてオレンジリングを持つ人を地域に増やし

認知症の人と共に暮らす社会づくりを目指すのが

認知症サポーターの養成事業というわけです。

 

あなたも今日から「認知症サポーター」!!

この認知症サポーター養成講座は

各自治体と全国キャラバンメイト連絡協議会が協力して

定期的に開催されています。

地域住民を対象とするだけでなく

小中学校や、高校、など教育機関でも開催されています。

厚生労働省がすすめている認知症施策「新・オレンジプラン」では

認知症サポーター数の目標値は令和2年末までに1000万人となっていますが、

実はH31年度末時点の認知症サポーター数は

すでに目標を上回る11,442,490人となっています。

 

養成講座で使用する標準テキスト

「認知症を学び地域で支えよう」には認知症についての知識が

解りやすくまとまっています。

 

一度にたくさんのことは理解できないと思うのですが

講師の方が「これだけは覚えて行ってくださいね」と仰った。

認知症の人への対応の心得”3つの「ない」”をご紹介します。

 

1.驚かせない

2.急がせない

3.自尊心を傷つけない

 

これを覚えているだけでも認知症の方々とのコミュニケーションが

スムーズになるはずです。

そして認知症の方に優しい街は誰にとっても優しい街だと思うのです。

 

ご興味のある方はお住まいの自治体に

養成講座の開催スケジュールを問い合わせてみてくださいね。

全国キャラバンメイト連絡協議会HP

厚生労働省「認知症サポーターとは」